前回書いたとおり、出産予定日から1週間が過ぎ、陣痛促進のために7月9日(木)から入院することとなった娘のM美
私としては、このあと、
長崎県佐世保市に住む私の母親(S江)が、11日に現在滞在中の岡崎の兄夫婦宅から我が家へ移動
私が(出産が遅れることを見越して)土日祝を含めて16日~20日まで5連休を取得
20日にS江が佐世保へ出立
、という予定だったので、「できればこの期間中に生まれてほしいなぁ」というユルめの心構え
なので9日時点ではそんなにすぐ生まれるとは思っておらず、普段通り仕事をしていた
その時、5/17の顔合わせの時に作ったLINEグループに娘の旦那R夫からメッセージ
14時 → 陣痛促進の施術で子宮口が3~4㎝開いてます
16時 → 今までより強めの陣痛が20分間隔であり、子宮口が5㎝ほど開いてます
18時 → 産院のおいしそうな夕食とM美のアイスを食べてる写真
なぬ!?子宮口○㎝はよくわからんが、もう陣痛始まってるのか?
20時 → 陣痛の感覚は5~6分に1回程度で、合間にお風呂に入ったりしてなんとか動ける感じです
はぁ~っ、今日の実況中継はここまで
でも、もうそろそろってことか?
いきなり臨戦態勢になった感じで急にドキドキしだした
もう20年以上前のことで全然思えてないけど、出産ってこんな感じだったか?
明後日S江を車で送ってくれる予定の兄に、「そろそろかも」とSMSを送りこの日は終了
翌7月10日(金)も会社
今日もR夫から実況中継のLINEメッセージ
10時 → 促進剤を打っており、昨日より痛そうな陣痛が来ています
10時半 → 赤ちゃんが先に降りてきて、子宮口の開き待ちのような状態
12時半 → 2~3分おきに陣痛が来てお昼ご飯も食べられず分娩室に移動、点滴も徐々に量を増やしていますが、もう少しかかるとのこと
私もK子(嫁)もA子さん(R夫の母)も別々の場所にいるが、間違いなく全員固唾を飲んでる状態である
13:56 → 破水して子宮口7~8㎝ほど開いてます
がんばれ!!
そして、7月10日(金)14:09
かけがえのない2,972ℊのタカラモノがこの世に誕生したのである
14:18 → 生まれました、母子ともに無事です
14:44 → 赤ん坊を抱きしめたM美の写真
15時からの1時間の打ち合わせが終わったら速攻で病院に向かおう
私の扶養家族ではないので会社の仲間へは報告しなかったが、隠す話しでもないので逆に話すタイミングを逸してしまったと後から少し後悔した
K子が先に病院に向かっていたので車は使えず、会社から電車で直接病院に向かい着いたのが18時すぎ
ついて早々、R夫と初めての握手、もしくはそれを通り越して歓喜のハグ
、のつもりだったが、なんとなくそういう空気ではなかったので断念
改めてベビーベットに視線を移すと、禿げたオジサンのような薄い頭髪に、眉毛もまつ毛も見当たらない赤くてシワシワの顔
垢のような破れた膜のようなものがたくさん付着した肌と、瘦せていてシワシワの手足
と、どうやってもポジティブな表現ができない見た目
でも、
触れると壊れそうな、恐ろしく柔らかい、この世のものとは思えないちっちゃな
手、足、20本の指、頬、腕、太もも、そして全身
無心に泣く声の心地よさ
いっちょ前のしゃっくり
絶対的にいとおしく、愛くるしい存在に妙によそよそしくなる
なんと神々しい生き物だろうか
そう、これが私の孫なのである、名前はまだない(あたりまえ)
7月11日(土)
出産の興奮から一夜明け、この日は私の母親のS江がやってくる日である
兄夫婦が岡崎から自家用車でS江を送ってくれる手筈になっている
12時過ぎに大阪に着く予定だが、兄嫁のお母さま(大阪府八尾市在住)と食事をしたあとに送り届けるとのことで、結局我が家へは13時過ぎに到着
遠路はるばるご苦労様です
兄夫婦にとって初めて見る我が家をひとしきり内覧し、お土産の交換を終えたあと全員で病院へ移動
そして赤ちゃんにとってはひいおばあちゃんと大伯父、大伯母との初対面(私にとっては2回目の遭遇)
多くの人に抱っこされればされるほど幸せになるとのことなので、S江だけでなく兄夫婦にも抱っこしてもらう
その後S江が赤ちゃんを抱っこし、その両隣りにK子とM美を座らせ記念撮影
院内なのでマスクをつけてはいるものの、この世で一番幸せな写真になった
ひとしきり雑談したあとに兄夫婦は退去
来阪前に、我が家に1泊するよう勧めたものの、家に老猫ちゃんがいるので今日中に帰らなければいけないとのこと
ご苦労様でした
くれぐれも安全運転でお帰り下さい
S江と3人で我が家へ帰ったあと、19時頃にM美からLINEメッセージ
赤ちゃんの名前を「M紘」に決めた
家族や良き友人との末永い縁に恵まれ、充実した人生を送ることを願って選んだ字
本当にそうなってほしいと心から思った。

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